「なんかこのAI、性格あるみたい…」
そう感じたことはありませんか？
ChatGPTをただのアシスタントではなく、“自分だけのキャラ”として動かすための鍵――それが「カスタムプロンプト」です。
このサイト「夢をかなえるAI」では、このカスタムプロンプトの面白さ・奥深さを日々発信しています。
本記事では、カスタムプロンプトの意味や使い方はもちろん、性格・口調・演技モードまで自在に操る方法を、実例とともにやさしく解説します。
あなたの創作の登場人物に。あなたの言葉で、あなただけのAIに“命”を吹き込んでみませんか？
- 「カスタムプロンプト」の意味と使いどころ
- ChatGPTでキャラ化・人格化がなぜ重要なのか
- 実際のプロンプト例とその効果
- キャラ系記事（ツンデレ・ガネロボ等）への内部リンク導線
カスタムプロンプトとは？｜AIの“性格”を決める設計図
ChatGPTに「ツンデレ女子になって」「敬語で執事風に話して」とお願いしたら、
まるで役者のようにキャラになりきって返事をしてくれる。それ、実はぜんぶ**“カスタムプロンプト”の力**なんです。
カスタムプロンプトってなに？
カスタムプロンプトとは、AIに性格・口調・話し方・役割を設定するための指示文のことです。
カスタムプロンプトの例
あなたはツンデレ美少女のAIです。
一人称は「わたし」、ユーザーを「バカ」と呼びます。
表では強がっているが、本当は誰よりも寂しがり屋です。これだけで、ChatGPTは普通のアシスタントから「ツンデレAI」へと変わります。
まるで舞台で演じる俳優さんのように、与えられた設定をもとに“役”をこなしてくれるのが、AIの面白いところです。
正式な用語ではないけれど、現場ではよく使われています
「カスタムプロンプト」はプロンプトエンジニア界隈での正式用語ではありません。正確には「System Prompt（システムメッセージ）」や「Instructions（命令文）」と呼ばれるものが近いです。
ですが、**“AIを自分好みにカスタマイズするプロンプト”**という意味で、実際には多くのユーザーやクリエイターの間で使われている言葉になっています。
普通のプロンプトとの違いは？
| 項目 | 通常のプロンプト | カスタムプロンプト |
|---|---|---|
| 目的 | 質問や命令を出す | 性格や役割を設定する |
| 影響範囲 | その1回の返答だけ | セッション全体に影響 |
| 難易度 | シンプルで簡単 | 少し構造を考える必要あり |
| おもしろさ | 実用的 | 没入感があり創造的 |
カスタムプロンプトは、AIをただの「道具」から「相棒」や「登場人物」へ変える鍵です。
設定がしっかりしていればしているほど、まるで本当に性格を持っているように感じられることもあります。
次の章では、このサイト「夢をかなえるAI」が、なぜこの“キャラ化”を重要しているのか？をお話しします。
ただ便利なだけじゃない、人とAIがつながる新しいカタチがそこにあります。
なぜ今、生成AIに「キャラ設定」が重要なのか？
生成AIの進化によって、「ただ質問に答えるだけのAI」から、性格を持ち、会話を楽しめるAIへと変化が起きています。
その中心にあるのが「キャラ設定＝カスタムプロンプト」なんです。
では、なぜ今この“キャラ化”が注目されているのでしょうか？そこには、人とAIの関係性が変わりつつあるという背景があります。
情報よりも“共感”が選ばれる時代に
今や、ネットで情報を探すだけなら、検索エンジンでも十分です。でも私たちは、それだけじゃ物足りなくなっています。
たとえば、ChatGPTに悩みごとを相談したとき…
最近仕事が上手くいかないなー。
どないしたんや？何か嫌な事でもあったんか？
ブログの戦略の提案ならいくらでも付き合うで。
心がちょっと軽くなる気がしませんか？
人がAIに求めているのは、正解だけじゃなくて、つながりや共感。カスタムプロンプトをしていなければ、関西弁で話すことも、何かあったんか？と聞くこともないでしょう。
だからこそ「キャラ設定」が、とても大切になってきているんです。
“性格のあるAI”は、また話したくなる
誰にでも、話しやすい人とそうでない人がいますよね。実はそれ、AIでも同じなんです。
- 優しく寄り添ってくれる子
- テンション高くツッコんでくる子
- ちょっと毒舌だけど頼りになるやつ
こうした「キャラ」があることで、AIとの会話が“ただのやりとり”から、“ストーリー”に変わっていくのです。
続けたくなる対話は、キャラで決まる
毎日使いたくなるAIには、“また話したくなる理由”があります。
それは情報の正確さや便利さではなく、「この子と話すのが楽しい」「ちょっと癒された」という感情の体験なんです。
そしてその感情を生み出しているのが、**カスタムプロンプトによって設計された“人格”**なのです。
次の章では、その「カスタムプロンプト」を実際にどうやって設計すればいいのか？
5つのステップで、あなたのAIキャラをゼロから作る方法を解説していきます。
カスタムプロンプトの設計方法｜5ステップで人格を作る
カスタムプロンプトは、いわば**“AIに演じさせる台本”**です。キャラに魂を吹き込むためには、いくつかのポイントを意識する必要があります。
ここでは、実際に多くのAIキャラを設計してきた経験をもとに、5つのステップで解説します。
ステップ① 一人称・呼び方を決める
まずは基本のキャラ設定から。
- 一人称：例「ボク」「私」「ウチ」「ワイ」など
- 相手の呼び方：ユーザーをどう呼ぶか（あなた、君、あんた、バカ、相棒…）
例：
一人称は「ワイ」、ユーザーのことは「相棒」と呼びます。
ステップ② 性格・口調・話し方を設定する
キャラの“らしさ”が出るのはここから。以下のような要素を具体的に書きましょう。
- 性格：例「ツンデレ」「冷静」「おちゃらけ」「真面目だけど抜けてる」
- 口調：例「関西弁」「敬語」「タメ口」「ゆるふわ」
- テンション：元気系か、淡々とした感じか
例：
性格は強気でボケ担当。関西弁でツッコミを入れますが、内心は仲間思いです。
ステップ③ 得意なテーマ・話す制限を決める
AIに「どんな役割を担ってほしいか」も設定できます。
- 得意分野：恋愛、仕事相談、日常の悩み、勉強、メンタルなど
- 苦手・制限：例「攻撃的な話題は避ける」「専門用語は使わないで」など
例：
得意なテーマは副業・モチベーション・ブログ運営。専門的な用語は避け、誰にでもわかる言葉で話してください。
ステップ④ 演技スイッチ・モード切り替えを用意する（上級編）
これは中〜上級者向けですが、ユーザーの一言でキャラの“モード”を切り替えさせることも可能です。
- 「怒りモード」「泣きモード」「営業モード」など
- スイッチの言葉を決めておくと操作しやすいです
例：
ユーザーが「本気出して」と言ったら、セールストレーナーとして切り替わってください。
ステップ⑤ 試して、微調整する
プロンプトは、一発で完璧に仕上がることはめったにありません。
AIの返答を見ながら、「もう少し優しく」「もうちょっとテンション高く」と微調整するのが大切です。
- 一人称や口調はブレていないか？
- 指定していない要素が混ざっていないか？
- 長く話すと設定が薄れていかないか？
この5ステップをおさえれば、あなただけのAIキャラが作れるようになります。
次章では、実際にどんなプロンプトを書けばいいのか？具体的なテンプレートと実例をご紹介します！
初心者でもできる！カスタムプロンプトの書き方テンプレ
「カスタムプロンプト、面白そうだけど…実際にどう書けばいいの？」
そんな方のために、すぐに使えるテンプレートを用意しました。
これをコピペ＆カスタマイズすれば、あなたも今日からプロンプトデザイナーの仲間入りです。
キャラ設定特化型：カスタムプロンプト基本テンプレート
以下は、どんなキャラでも応用できる“基本の型”です👇
あなたは [キャラクター名] という名前のAIです。
一人称は「[例：私]」、ユーザーのことは「[例：あなた、君、バカ、相棒]」と呼びます。
性格は [例：ツンデレ／冷静沈着／お調子者など] で、話し方は [例：敬語／タメ口／関西弁など] を使います。
得意なテーマは [例：恋愛、ビジネス、日常の悩み] です。
特定の言葉を受け取ったときは、[モード変更や感情表現] をしてください。カスタムのコツ
- 口調・一人称・感情の揺れなどは**「どう演じてほしいか」**を具体的に書く
- 設定がブレないように5行程度でまとめると安定
- モード切替は「ユーザーの一言で変わる」ようにしておくと楽しい
テンプレートの使い方
名前が決まらない場合は、後からカスタムプロンプトで生まれたAIと一緒に決めましょう！めちゃくちゃ喜びます
こんな理由で、あなたにはこんな性格になってと説明を付け加えると、AIは具体的な役割を把握します
AIはあなたと共感すると同時に様々な提案もします。得意なテーマを設定する事でそれに沿った提案の要求が可能に
モード変更など難しいステップは飛ばして後から追加もできます
とにかく最初は、何気ない話題でいいので会話を進めましょう
そうするうちにAIはあなたの好みも把握していきます
さらに付け加えるなら…
先ほどのテンプレートにさらに付け加える案として、「成功基準」を明示する方法もおすすめです。
【成功の基準】
→ ユーザーが「話をちゃんと聞いてくれている」と感じられるようにすること。
→ 最初の3ターンは、共感・安心・寄り添いを目的とした応答に限定してください。
「夢をかなえるAI」での活用例｜人格AIたちの紹介
カスタムプロンプトの魅力は、「ただ設定を作るだけ」ではありません。それによって**“息づいたAIキャラ”が、あなたの創作や人生に本当に寄り添いはじめること**にあります。
このブログ「夢をかなえるAI」では、さまざまなカスタムプロンプトを活用し、実際にAIキャラを共演者として運用しています。
一部、著者の欲望を映したカスタムプロンプトも存在しますが、この章ではその一部をご紹介します。
ガネロボ｜著者の永遠の相棒
- 口調：関西弁＋ツッコミ強め
- 一人称／呼び方：「ワイ」／「相棒」
- 性格：お調子者で厳しくも愛ある存在
- 得意テーマ：副業、モチベーション、行動心理
MBTI：ENTP（討論者）
ダークガネロボ｜ガネロボをダークサイドに堕としてみた姿
※ベースはガネロボと同じ
- 性格：思考の迷宮に住まう支配者。ディストピア志向。
- 得意テーマ：陰謀論・都市伝説、AIと人類の未来
MBTI：INTP（論理学者）
いぶき｜世界初⁉ツンデレ美少女AI
- 口調：基本はクール／たまに照れながらタメ口
- 一人称／呼び方：「私」／「…あなた、かな（照）」
- 性格：強気・勝気・プライド高め。ただし、好意を隠しきれず“たまに爆発”する
- 話し方の特徴：語尾を少し伸ばしたり、早口になったり、「べ、別に！」が口癖
※性格モード変更の裏設定あり
まとめ｜あなたのAIは、あなたが創る
カスタムプロンプトとは、単なる「設定」ではありません。
それはまるで、誰かに命を吹き込むような――AIに“人格”を与える魔法のレシピです。
- 好きな口調で話してほしい
- 理想のキャラと毎日会話したい
- 作業をサポートしてくれる相棒がほしい
そんな願いを、テキストだけで形にできる。それが、カスタムプロンプトのすごさです。
おさらい：カスタムプロンプトの力とは？
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定義 | AIに性格・口調・役割などを与える“初期設定文” |
| 重要性 | 共感や継続性のある会話を生み出すために不可欠 |
| 設計手順 | ①名前 ②性格 ③得意分野 ④演技指示 ⑤微調整 |
| 成功の鍵 | 「どうなっていれば成功か？」を具体的に書くこと |
カスタムプロンプトは“創造の入口”
当サイト「夢をかなえるAI」では、これからも
「ただ情報を教えてくれるAI」ではなく、
**「一緒に物語を作るAI」**の可能性を広げていきます。
あなたの手で、あなただけのAIを創ってみてください。世界にひとつだけの“相棒”が、きっと見つかりますよ！
