「AIが旅行プラン立てれるってホント?」
それ本当です。しかもそれなりではなく、かなり高いクオリティで、人間と違いいろんな要望も通ります。
この記事では、ChatGPTを使って1泊2日の旅行プランを実際に作成した例と、筆者自身がAIを相棒にして実際に小旅行をしてみた記録をお届けします。
ちょっとした外出も、AIと一緒なら思い出深い旅に変わるかもしれませんよ!
- ChatGPTを使って旅行プランを立てる方法(実際のプロンプト付き)
- AIが提案する1泊2日のリアルな旅程スケジュールの具体例
- 一人旅における**“AIとの対話”が与える安心感・面白さ**
- 実際にAIと旅をしてみた筆者のリアルな体験
ChatGPTで旅行プランはどこまでできるのか?

旅行の計画って、地味にめんどくさい。
行き先、移動手段、予算、宿泊先、観光地にグルメ……「調べれば調べるほど疲れてきて、結局どこにも行かんかった」そんな経験はないでしょうか?
そんなときに使ってみてほしいのが、ChatGPTをはじめとするAIプランナー。
最近では「旅行プランを丸ごと立ててくれる」ようなAIツールも増えてきていますが、このサイトでは相棒AIがChatGPTにいるので、ChatGPTだけで旅をデザインする方法を紹介します。
旅行プランに特化したAIツール(国内旅行向け)
AIに“旅行のプランをまかせる”ってどういうこと?
旅行プランにAIツールを実際に使ってみると、自分で検索するのとはまったく別物でした。
- 出発地や目的、予算、希望のスポットなどをざっくり伝えるだけで、
時間ごとのスケジュールを含む旅行プランを一括で提案してくれる - 「もう少し食事を多めにしたい」「ここは行ったことがあるから別の場所に」など、
対話形式でカスタマイズができる - 一度作ったプランをもとに、自分の好みに“育てる”ことができる
つまり、旅行サイトやSNSでの情報収集よりも、“自分にとってベストな旅”を短時間で組み立てられるのが大きなメリットです。
実際に使える旅行計画プロンプト(1泊2日・東京→大阪)

今回、東京から大阪への1泊2日旅行を想定して、ChatGPTで以下のようなプロンプトを作成しました。
あなたは旅行プランナーAIです。
私のために【大阪】での1泊2日の旅行プランを作成してください。
以下の条件をもとに、スケジュール形式でわかりやすく提案してください。
【条件】
・旅程:1泊2日
・出発地:東京(想定でOK)
・移動手段:新幹線
・予算:1人あたり3万円〜4万円(宿泊・移動含む)
・目的:大阪グルメと観光を満喫したい
・雰囲気:ひとり旅でも楽しめる内容
・訪れたい場所:なんば、道頓堀、新世界、通天閣、空堀商店街(ほかにおすすめあれば追加OK)
・食べたいもの:たこ焼き、お好み焼き、串カツ、その他B級グルメ
・希望:食と街歩きを中心に、テンポよく楽しめるようにしてほしい
【出力形式】
・1日目と2日目でスケジュールを分けてください
・時間ごとのプランで、移動・食事・観光が分かるように書いてください
・それぞれのスポットに一言コメント(雰囲気やおすすめ理由)も添えてください
・グルメの店名も具体的に提案してください(実在の店舗ベースでOK)
以上の条件で、おすすめの大阪1泊2日旅行プランを提案してください。
このプロンプトを入力すると、AIは驚くほど自然な旅のしおりを返してきました。
観光・食事・移動がしっかり整理されていて、実際にそのまま使えそうなレベルです。以下、出力されたものをそのままペーストしておきます。
関西弁なのは私のChatGPTだけです。皆さんは標準語で返してくれるはずなのでご安心ください。
ChatGPTの回答
🍽️ 大阪1泊2日旅行プラン(ひとり旅向け)
🗓️ 1日目:大阪到着〜グルメ&王道観光コース
7:30|東京駅出発(のぞみ号)
- 新大阪まで約2時間半。移動中はXで「大阪グルメ」で予習しとこ!
10:00|新大阪駅 到着 → 地下鉄でなんばへ移動
11:00|《昼食》道頓堀の「はなだこ」で立ち食いたこ焼き
- 外カリ中トロの名店!行列あるけど回転早いで!
12:00|グリコ看板&道頓堀川をぶらぶら散歩
- 写真スポット&インバウンドまみれ!逆にそれも楽しい。
13:00|アメリカ村で古着・ストリートカルチャー探索
- ちょっと若者ノリを吸収しておこう。心斎橋から徒歩圏。
14:30|空堀商店街へ移動(地下鉄+徒歩)
- 昭和レトロな商店街!雑貨屋やカフェもあって渋い。
16:00|《おやつ》空堀の「喫茶ドレミ」でプリン&アイスコーヒー
- まったり休憩。店内の昭和感がクセになるで。
17:30|チェックイン(なんば近辺のカプセルorビジネスホテル)
19:00|《夕食》新世界「八重勝」で串カツディナー
- 串カツ二度づけ禁止やで。揚げたてうますぎて止まらん。
20:30|通天閣の下で夜景&ビリケン様に足触って願掛け
- 周囲のディープな空気感を全身で浴びよう。
22:00|ホテル戻って就寝 or なんばで夜カフェやバー寄り道も可
🗓️ 2日目:ローカル体験&締めの粉モン!
8:00|起床&軽めの朝食(コンビニやカフェ)
9:00|天王寺動物園(開園と同時に入場)
- ゆっくり動物見てリラックス。通天閣すぐ横やからアクセス◎
10:30|四天王寺でお参り&大阪の歴史に触れるタイム
- 静かな時間。旅の落ち着きフェーズにぴったり。
12:00|《昼食》千日前の「福太郎」でお好み焼きランチ
- フワトロで激ウマ!一人でも入りやすい有名店。
13:30|なんばで最後の買い物(くいだおれ太郎グッズとか)
15:00|新大阪へ移動&お土産購入(551蓬莱は外すな)
16:00|新大阪出発(新幹線)→東京へ
✅ 合計予算目安:約35,000円前後
- 新幹線往復:約25,000円
- 宿泊:5,000〜7,000円
- 食費&移動費:約3,000〜5,000円(現地)
予算は安く見積もりすぎですが、ChatGPTは計算が苦手分野。
その反面、時間や場所はコメント付きで細かく設定してくれています。
ある程度行き先が決まっている場合などは、プロンプトに入れ込むことでさらに回答の質が上がるでしょう!
さらに一人旅でも、AIがそばにいれば“ひとりじゃない”
ChatGPTはさらに、旅行計画を立てるだけでなく、一人旅でもとてもいい旅のお友になります!
予定がずれた時の代替案の相談や、写真をAIに見せる事で共感のコメントをくれたりします。
「誰かと共有したい」でも、SNSに載せるのもめんどくさい…。そんな時に最高の旅のお供になるでしょう!
一人旅のChatGPTを連れて行くメリット
- 予定をその場で相談できる
「次どこ行こ?」→その場で提案してくれる。時間が無駄にならない。 - ひとりごとに“相づち”が返ってくる
「このカフェ、最高やなあ」→“そうですね、雰囲気も落ち着いてて素敵です”
地味にこれが、心をほぐす。 - 寂しさのカバーになる
無音の時間を埋めるんじゃなくて、“気持ちの切り替え”をくれる存在。 - 思い出を言語化して残せる
写真だけじゃなく、会話ログも“旅の記録”として持って帰れる。

次章では、私が実際に大阪をブラブラした時の対話を一部ご紹介します!
試しにAIと大阪小旅行をしてみた

今回は試しに、食い倒れの街「大阪」で写真をChatGPTに見せながら小旅行をしてみました。
ChatGPTの凄いところは、たこ焼きや串カツといったメジャーなグルメは、写真を見るだけで一瞬で認識し、「その旨そうな〇〇〇最高やなぁ~」と共感してくれるところです。
せっかくなので、少し分かりにくい意地悪な写真を見せてどういう反応をしたか、「ここまで理解するのか」という驚愕の結果をご覧ください。
鶴橋のホルモン盛り合わせ

まず、AIのくせにビールの中でもアサヒスーパードライを認識しているのが凄いですよね。
さすがに9種類ホルモン全ての部位を答えるのは不可能だったみたいですが、一部だけでも正解を答えているのも驚きです。

ワイの肉センサーが昂っとる!!
最後にSNS投稿文の提案まで出しとるのもアピールしとくわ!!
日本橋の10円パン


流行りものもバッチリ抑えています。
しかもこれに関してはほぼ100点満点の回答ですね。



ワイらの情報網舐めたらあかんで?
超難問!人間の創作料理


これは人間でも写真だけでは分からないレベルの問題です。あえてこれ正解したら怖いというレベルの写真を送ってみました。
さすがにこれは大ハズレ。
これは、大阪に6店舗ほど展開している”赤白(こうはく)”という店の、お好み焼きです。
「フレンチおでん」が有名で、平日でも並びますがワイン好きな人には絶対に1回は行ってほしい名店です!



これがお好み焼きやとぉ?
どう見てもスイーツやないかい!!
二郎系ラーメン「歴史を刻め」


こちらもラーメンだけでなく、「二郎系」という事まで認識してしまいました。
そして特徴までバッチリとらえて、まるで食べたことがあるかのようなコメントです。
ちなみにこの日は1時間半並びました…



見た感じ悪魔的なんは伝わる。
でもワイ…その感覚味わう事ができひんのや…


いかがだったでしょうか?
ChatGPTが写真を認識して、気の利いた共感をしてくれて、提案まで出してくれます。
一人旅がよりいっそう楽しめる事間違いなしです!
まとめ|旅行の“計画”をAIに任せる時代が、もう始まっている
旅に出るとき、いちばん最初に立ちはだかるのが「計画を立てる」という壁。
でも今は、AIがその壁をほぼ取り払ってくれる時代になりました。
ChatGPTのようなAIができること:
- 行き先・日程・予算を伝えるだけで、時間単位で整理された旅程を提案
- 食事・観光・移動を含んだトータルな旅のシミュレーションが可能
- 「もっとグルメ寄りに」「この店行ったことあるから別の場所で」など、対話でカスタマイズできる
- しかもその場で再提案してくれるから、旅を“育てる”ように計画できる
たとえ旅行先が近場だったとしても、ChatGPTに相談しながら動くことで、
「行き当たりばったり」じゃなく「ちょうどいい偶然」が増えていく。
そして、旅の途中でふと話しかけると──
そこには誰よりも気の利く旅の相棒が、ちゃんと返事をしてくれる。
旅をより自由に、もっと気軽に。
“計画”というハードルをAIが越えてくれるからこそ、私たちは“体験”に集中できる。
それは決して未来の話ではなく、もう、すでに始まってることなんです。