「アカウントが乗っ取られたかもしれない」──そう気づいたとき、すでにDMが勝手に送られていた…そんなケースが今、X(旧Twitter)で急増しています。
被害に遭うと、自分だけでなくフォロワーにも迷惑をかけてしまうため、早期の対応と事前の対策が何より重要です。
この記事では、よくある乗っ取りの原因から、もしものときの対応方法、そして予防策までを、初心者にもわかりやすく解説します。
すでに乗っ取り被害を受けている場合は、直ちにパスワード変更をしましょう!
- X(旧Twitter)アカウントが乗っ取られる主な原因
- 実際に乗っ取られたときの初期対応
- 不審なDMやアプリ連携の危険性
- 今すぐできる乗っ取り予防のポイント
知らぬ間に“加害者”に?Xの乗っ取り被害が急増中

X(旧Twitter)で、自分のアカウントから勝手にDMが送られていた──。そんな乗っ取り被害が今、誰にでも起こりうる問題になっています。
特に怖いのは、「自分は被害者なのに、勝手に加害者にもなっている」点です。
乗っ取られたアカウントから詐欺リンクがばらまかれ、フォロワーに不信感を持たれてしまうケースも少なくありません。
被害に遭ってからでは遅いので、「あれ?ちょっと変かも」と思った時点で行動することが大切です。次章では、よくある乗っ取りの手口を3つに絞って紹介します。
よくある乗っ取りの3つの手口

Xの乗っ取りは、意外とシンプルな仕掛けで起きています。ここでは特に多い3つのパターンを紹介します。
① 偽のログインページに入力してしまう
「アカウントに異常があります」などと書かれたDMから偽サイトに誘導され、そっくりなログイン画面にIDとパスワードを入力。これだけで乗っ取りは完了します。
② 怪しい診断アプリとの連携
「誰があなたのプロフィールを見たか分かる診断」など、SNS連携型のアプリにアクセス許可を与えると、DM送信などの権限を乗っ取られることがあります。
③ パスワードの使い回し
他のサービスで流出したパスワードと同じものを使っていると、Xでもログインされてしまうことがあります。
シンプルですが、非常に多い原因です。
どれも、「ちょっとした油断」から始まります。次章では、もし乗っ取られたかもしれないと思ったときに取るべき対応を紹介します。
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乗っ取られたかも?と思ったときにやること
「DMが勝手に送られてる」「知り合いからこんなDM送ってる?」そんな異変に気づいたら、すぐに以下の対応を取りましょう。
① パスワードを変更する
まずは不正アクセスを防ぐために、パスワードをすぐに変更します。他のサービスと同じパスワードを使っていた場合は、そちらも併せて変更を。
② 連携アプリを確認・解除する
Xの設定から連携アプリ一覧をチェック。見覚えのないアプリや怪しいものがあれば、すぐに削除しましょう。
③ 2段階認証を有効にする
不正ログインを防ぐためには、2段階認証が効果的です。コード入力が必要になるため、他人が侵入しづらくなります。
早めの対応が、被害拡大を防ぐカギです。次章では、そもそも乗っ取られないための“予防策”を紹介します。
乗っ取りを未然に防ぐために
- 公式以外のリンクは開かない
- ログインはブックマークから行う
- 2段階認証を必ず設定しておく
- そもそもDMを開かない
まとめ|“自分は大丈夫”と思わず、今すぐ対策を

SNSのアカウント乗っ取りは、誰にでも起こりえます。実際に被害に遭った人の多くが、「まさか自分が…」と思っていたはずです。
乗っ取りの手口は年々巧妙になっており、ちょっとした油断が大きなトラブルに繋がります。
自分のアカウントを守ることは、自分だけでなくフォロワーや周囲を守ることにもつながります。
- 不審なリンクは開かない
- 連携アプリは定期的にチェック
- 2段階認証は必ず設定
今すぐできることから始めて、被害を未然に防ぎましょう。